二見戦没者追悼式

 終戦記念日の令和3年8月15日、御厨神社において戦没者追悼式が行われた。当日は朝から雨が降りつづいていたが、昼に近づくにしたがって雨足か弱くなり参列者の思いが通じたのか思わぬことに雨があがり、開催前になるころには日が差し込みだすという追悼式にふさわしい日和となった。

 戦後76年目を迎える戦没者追悼式。二見町における戦没者は298名いるという。その戦没者の魂を慰めるために御厨神社境内にある『忠魂碑』を前して遺族の方20数名が参列され厳粛に追悼式が行われた。

 政府主催の全国戦没者追悼式のラジオ放送に合わせて、参列者は午後0時と同時に320万の戦没者の安穏を祈り黙祷を捧げた。つづいて天皇陛下の戦没者にたいする追悼のお言葉を襟を正して拝聴させいただく。

泉明石市長

 その後、泉明石市長は戦没者にたいし、『今の平和は先人たちの犠牲になりたち、今後、戦争を起こすことない社会や市政をつらぬき、継続させていきます』という戦没者への心魂こめた不戦の誓いと安らかなるご冥福の言葉を述べられた。
 次に穐原市会議員、千住市会議員、飯田市会議員につづき、船橋市民センター長、宗像明石遺族会会長が戦没者にたいし哀悼の意を表され、不戦を誓った。

小山二見校区まちづくり恊議会会長

 小山まちづくり恊議会会長も『今の平和は先人たちのおかげであり、安らかなるご冥福を祈り、また平和をつくっていただいたことに感謝をいたします』との心からの追悼の言葉を述べられた。

 最後に司会の石原遺族会二見分会長が『平成の平和につづき令和も戦争のない世の中を祈ります』との言葉で、追悼式をしめくくった。

司会の石原遺族会二見分会長

※戦没者を追悼し平和を祈念する日の行事