?9月に入ると蔓(つる)が上に上にまた横にも伸び始め、みるみるうちに事務所の東側のフェンスが緑の葉でおおいつくされ、ヘチマのカーテンらしくなってきました。
そして黄色の花がぽつぽつと咲き始めると、一面が緑色をした中に黄色の彩りが加わり、やがて小さな虫がその花粉を求めてやってきました。じっと目を凝らして観察していますと、緑の葉の中になんと小さなヘチマを発見しました。
よく見ないと気付かないほどの小さなヘチマ。同系色と言うこともあり、探すのにちょっぴり時間がかかります。
台風の影響などで咲いた花も落下してしまうことが多かったのですが、それにも負けずにしっかりと実を結んだヘチマは、すくすくと成長し、11月の収穫時期を迎えました。コミセンの屋根の上にも上がったヘチマの数々。今年の収穫の成果は、10個弱でしたが、ご覧のように立派に成長しました。
今回収穫したヘチマは、コミセンの玄関にも飾りました。このヘチマ栽培を通して、同じように家庭で育てておられる地域の方のアドバイスを受けたり、また、昔、小学校でヘチマを育てたことがあるため、懐かしい思い出がよみがえるという方との会話が盛り上がったりと、たくさんの良い思い出と経験ができました。
コミセンに来られた折には、実際に見たり、手にとって触ってみてくださいね。