4月より二見地域安全センターに新しい女性見守り隊員が加わった。新人の女性は二見北校区の方たちで笑顔がいっぱい、しかも話しやすくとても親しみのある人柄で、名前は塚本さんと岡山さんだ。
安全センターは今まで男ばかりの世界だった。しかし女性が加わったことでセンター内がパッと花が咲いたように明るくなった。
写真を撮った後、二人の女性は「青パト」に乗車、二見全域の広い範囲の巡回に車を走らせた。
見守り隊員たちの活動
二見地域安全センターでは、午前は防犯や安全を目的に盗難や交通安全などアナウンスを流しながら青パトで巡回。夕刻からは安全センターで心ある人たちが毎日5、6名ほど集まり、石原センター長を中心に何かあった場合に即対処できるよう待機して「まち」の防犯と安全を願い、「意気と絆で結ばれた奉仕活動」をつづけている。
見守り隊員たちの志
見守り隊の志は二見を「住みよいまち」「住んでよかったまち」「住みつづけたいまち」を目指して防犯活動をすることだ。その目的達成に向けて隊員たちは希望と信念をもって動いている。そのおかげで「まち」の治安や防犯を高める努力の結果、住民から親しまれる存在になっている。
見守り隊員たちに感謝
見守り隊員たちが「まち」のために、貴重な役割を果たしている真心に心から感謝し、さらなる発展を祈るしだいである。
安全センター活動実績(抜粋)
2020年1月~12月
昨年度安全センターの地域見守り活動においての実績を報告します。
1月 3日
認知症の女性が徘徊していたため、保護し播磨町まで送り届ける。
1月20日
携帯電話が落ちていたのを発見し交番に届ける。後日落とし主からお礼
の電話があった。
2月 5日
女性2人が安全センターに来る。40歳の女性が80歳の女性を預かってほしいとのことで、1時間ほど預かった後、その女性の息子さんが迎えに来て無事おさまった。
2月 5日
イトーヨーカドーの駐輪場で自転車のタイヤが何者かによって空気を抜かれたという届けがあった。
3月 2日
山陽電車の大塩駅から西二見駅までの定期券の落とし物を預かり、交番所へ届け出る。
7月10日
「ここ警察ですか、帰る道がわからなくなりました」と80過ぎの認知症の女性が訪ねてくる。家はわかっているとのことで、見守り隊員が送らせてもらった。
10月5日
認知症の女性を預かってという方が訪れ、警察に電話した。その後、警察官が来て、認知症の女性を保護してくれた。
11月2日
東京に帰りたいのでタクシー呼んだが、来てもらえない。どのようにすればよいか相談にこられた方がいた。
12月7日
落とし物のを預かり交番所に届け出た。
12月9日
高校生男女2名が免許証を拾ったと言って届け出があった。警察に連絡し警察官に渡した。
このように夜間見守りだけでも安全センターには相談や落とし物の届け出、また認知症の方を保護したりすることが起きています。ですので昼間の見守りを行えば、もっと地域のためにさらに防犯や安全にたいして役立てるのではないかと、二見地域安全センター内で声があがっています。地域のみなさん、見守り隊へのご参加をお待ちしています。
安全・防犯呼びかけアナウンス文
【№1】
二見町のみなさんこんにちは。二見地域安全センターからお願いします。
子どもの事件、事故から守るため、買い物の行き帰りや散歩など折りにふれ、見守りをお願いします。
一人でいたり夕方おそくまで遊んでいる子どもには、早く帰るように声かけをお願いします。家庭の目、地域の目で安全で安心な「まち」をつくりましょう。子どもの見守り活動に地域のみなさんのご協力よろしくお願いいたします。
【№2】
二見町のみなさんこんにちは。二見地域安全センターからお知らせします。
最近この地域でひったくりが発生しています。被害者のほとんどが女性です。高齢者も狙われています。バックやかばんは車が通る側とは反対のほうに持ちましょう。後ろから近づいて来るバイクや車に注意しましょう。自転車のカゴには防犯カバーや防犯ネットをつけましょう。
【№3】
二見町のみなさんこんにちは。二見地域安全センターからお知らせします。
最近、明石市内で空き巣被害が多発しています。お出かけの時は戸締り、カギの確認をしてお隣に声をかけましょう。短い時間でも必ずカギをかけましょう。暗くなる前に門灯や玄関灯をつけましょう。
地域のみなさん声をかけ合い地域ぐるみで犯罪を防ぎましょう。