天に向かって燃え上がる左義長の炎
『左義長』主催の役員とスタッフ一同
1月11日午前10時より二見小学校運動場において、二見校区まちづくり恊議会主催の『左義長』が行われました。昨年より引き続く新型コロナウイルス感染の、感染拡大の防御対策とてして関係者のみの参加とし無観客で開きました。毎年たくさん町の人たちや子どもたちが集まる左義長、今年はちょっと寂しい感じでしたが、無事に終わったことに関係者一同ホッとしました。
注連縄(しめなわ)に金具のついたものなどをはずす作業
山田二見小学校校長先生も真心こめて奉仕に参加(右)
午前7時30分よりイベント部のメンバーやまちづくり恊議会の役員の方々が集まり、左義長の準備作業がはじまり、受付も二見小学校の三カ所に設置し、注連縄等の受付を行ないました。コロナ感染防止のため体温測定、住所記入、また消毒液等々そろえて感染防止に最大限努めました。しかも東二見消防団、西二見消防団も防火対策上、消防車と共に駆けつけてくれて火災防止に応援していただきました。
二見町消防団第八分団の東二見消防車と西二見消防車も駆けつけた。
竹竿につるされた書き初めや絵馬
午後10時には、すべて『左義長』の準備もすませ、竹竿に児童の書き初めやいろいろと言葉を書いた短冊などつけた笹に火付けがはじまり、竹でくんだ竹竿に火が天に向かってが勢いよく燃え上がりました。お昼まえには片づけも終了し無事に開催できたことを役員スタッフ一同心から感謝しています。
■左義長の由来
左義長とはもともと平安時代の宮中行事で打毬(だきゅう)は正月のめでたい遊戯とされ、これに使う毬杖(ぎっちょう)を祝儀物として贈る風習がありました。その破損した毬杖を陰陽師が焼くことが行われました。さらに正月15日に正月の飾りや御札などを炊き上げるようになりました。当時は青竹を束ね毬杖(ぎっちょう)3本を結び、の上に扇子や短冊などを添えて、陰陽師が、はやしながら焼いていたとのことです。これがいつしか民間にも広く伝わり、今の『左義長』や『どんど焼き』として伝わっています。
■主催
二見校区まつちづくり恊議会(小山泰茂)
防犯防災推進部会(絹川和之)
イベント・行事部会(柴谷欣伸)
■協力団体
二見小学校・二見小学校PTA・二見こども園・スポーツクラブ21二見・ふたみっ子育て隊・二見町消防団第八分団゛二見商店会
■下記は左義長動画のURLです。ご覧ください。
■下記は『左義長』のさまざまな写真です。ご覧ください。