高齢者大学大久保北学級 10/9 「出前落語パートⅡ」

今日の講座は、八軒家豊念、大川亭いち福、天神亭わら司の各落語家さんによる出前落語の授業です。
落語家入門では、小咄「くちなし」を生徒二人による掛け合い風落語で勉強させて頂きました、話す時の目線や状況設定などを頭に入れて話しますが難しそうです、これを独りで行うとなればさらに難しいでしょうね。
二人目の演目は「ろくろ首」です。大川亭いち福先生は主婦で落語を習っているそうです関西には女性の落語家は13人しかいてないそうですよ。
ラストは天神亭わら司先生の「子は鎹」と言う落語です。落語を聞いて泣いている人もいるほどの熱演でした。
「子は鎹」という落語は、飲む、打つ、買う(大酒を飲み、賭け事をし女遊びをする三大悪)で身を滅ぼしていくダメ亭主を子供が間に入り夫婦を元のさやに収めるお話ですが、歳をとっての飲む、打つ、買うは・・・薬を飲む、点滴を打つ、オムツを買うだそうですよ、情けない年寄りになっちゃいました。
「子は鎹」のかすがいは、柱と柱を止める重要な鎹の意味ですが、子供はカス(出来の悪い子ほど可愛い)がいい、というところから「カスがい」とも言うそうですよ。なるほどですね・・・
今年二回目の出前落語でしたが大いに笑わせて頂き楽しいひと時を過ごさせて頂きました。 いやぁ~、落語って本当にいいもんですね。