文化講習会「要介護者にならない為に」
高齢化に伴う介護の問題は、今の日本社会が抱える大きな課題であり、シャルマンコーポ明石でも これからの大事な課題です。
新和坂自治会では、10月14日午後1時からふれあいセンターにて、社会福祉法人 明石恵泉 福祉会の奥野所(おくのしょ)施設長さんをお招きし、52名の参加者を交え、「要介護者にならないためのアドバイス」について、お話し頂きました。
重点を置いて解説頂いたのは、生活習慣病が認知症の原因であることが、多いことから生活習慣を改善することで、要介護者になるリスクを減らしたり、認知症の進行を遅らせることができる、ということでした。
具体的な例として、
①一日10分間の運動(例:散歩、踏み台昇降運動など)
②食事は、肉より魚類の方がよい(魚に含まれるDHA, EPAが若返りの特効薬)
③いろんな食材を食べる
(”まごたちわやさしい”(豆、ゴマ、卵、乳製品、野菜、魚、キノコ類、イモ類)を3日間でまんべんなく食べるような心掛け)
④誤嚥や肺炎を防止するには、歯磨き、舌磨きで口の中を清潔にする
⑤年齢を重ねても、出来る範囲で日常的な家事で身体を動かす
⑥自分のことは自分でするといった心掛け
⑦趣味を持ち、地域社会との関わりをもつ
などを、教えていただき、皆さんから大変参考になりましたとの声を頂きました。
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9月15日号の「広報あかし」にも掲載されていますように、明石市では、75歳以上の市民を対象に、認知症検診の受診に検診費用などを助成する制度が始まりました。早期受診が非常に大切です。この機会に認知症検診を受けてみませんか?
認知症チェックシートは、市役所本庁2階、あかし総合窓口、各市民センター、地域総合支援センターで配布されています。入手困難な場合は、高年介護室(Tel.078-918-5288)へお電話ください。