鳥羽を歩く ー岩佐家住宅 ー (1)

 岩佐家住宅の主屋及び土蔵は、当時の戸主であった岩佐又吉によって明治27年(1894年)頃に着工し、明治37年(1904年)日露戦争が始まった年に竣工しました。木造二階建ての母屋は、黒漆喰塗りの外壁と「起り」むくりと呼ばれる屋根(起り破風)に特徴があります。また、土蔵は白漆喰塗りの切妻造りで、屋根は本瓦葺き、明治時代の典型的な農家の形式を残していることから、「国土の歴史的景観に寄与している」と高く評価され、平成19年(2007年)に明石市内初の国指定登録文化財に指定されました。〈明石市野々上3丁目〉(T.Y)