高丘西小学校区は、明石市の東西方向の中央に位置し、大久保町の北側にあります。
大窪・西脇等の歴史ある地域に、昭和46年開発の山手台地区、昭和50年開発の高丘地区(西部)で構成された閑静な住宅地で、世帯数は2,800を数え、昭和46年以降から暮らしている住民の方が多数を占めて、現在では明石市の中でも高齢化が進んでいる地域の一つです。
このため、子どもから高齢者まで安心して、安全に暮らせることを目指した活動に積極的にとりくみ、敬老会・餅つき大会・防災訓練等の三大行事をはじめに様々な活動を行い住民の交流親睦を図っています。
特に、三世代交流餅つき大会は、つきたての餅、焼き芋、ぜんざい、豚汁などを食べながら、大勢の子どもたちから高齢者まで家族そろって参加し、とても賑わう楽しいイベントです。
そして防災訓練では、地域の避難所である高丘西小学校を中心に、災害が発生した時の備えを確認し、専門家の指導を受けながら防災資機材の使用方法、消火訓練、救急処置などを学んでいます。
また、高丘西小学校の横には、広いグランドを備える高丘西公園が隣接しており、少年野球やサッカーをする子どもたち、グランドゴルフを楽しんでいる高齢者の方たち、テニスで汗を流したり、地区の高齢者サークルで育てる花々は散歩をする人たちの心を和ませ、地域住民の憩いの場になっています。
現況、地域コミュニティの担い手も高齢化しつつありますが、高丘西小コミセンが校区のまちづくりの拠点となって[高丘西校区まちづくり協議会]を中心に、自治会、高年クラブ、子ども会、学校園PTA、民生児童委員、ボランティア団体等が連携し、さらには学校園や所轄の行政側の参画も受け、楽しく元気な交流を育む活動を様々に展開しています。
(人口 8,785人。(平成28年4月1日現在))