9月11日(水)清水小コミセンにおいて、「秋の園芸教室」を開催しました。
講師は、花と緑の学習園 緑化相談員の井上先生です。
さて、今年の夏は猛暑が続き、私たち人間にとっても、植物にとっても大変な厳しい夏でしたが、最近は、季節が次第に秋へと移ろい始めているのを感じます。
朝夕に散歩をしていますと、たわわに実った稲穂の上をアキアカネがスイスイと飛び交い、また、ススキの穂が吹く風に揺られています。それらを見ますと、秋の訪れをつくづく感じます。
さて、万葉の昔から、歌にも詠まれてきた「秋の七草」。その詳しい説明が、花苗の紹介とともにありました。
★秋の七草
萩(はぎ) 尾花(おばな・・・ススキ) 葛(くず) 撫子(なでしこ) 女郎花(おみなえし) 藤袴(ふじばかま) 桔梗(ききょう)
・ 秋の野に咲きたる花を指(および)折り かき数ふれば七種(ななくさ)の花
・ 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花(おみなえし)
また藤袴 朝貌(あさがお)の花 ・・・・・山上憶良「万葉集」
また、秋の草花や鉢花、球根についても植え付け時期や方法、作業についての詳しい説明がありました。講義が終わってからは、質問できる時間があり、日頃の疑問などを直接聞くことが出来ました。
先生から持ち込まれた球根や苗、肥料なども間近で目にし、とても有意義な時間を過ごしました。