御厨神社の秋祭りにかわる御神事

 御厨神社において10月23日、秋の御神事が行われた。今年も昨年に続きコロナの蔓延で秋祭りが中止となった。例年なら幟が立ち、垂(しで)が並び、境内では若者が担ぐ布団太鼓が練り回る。それを見ようと各地から祭りに訪れたおおぜいの参拝者で賑わいを見せる。しかし今年も自粛で境内はひっそりとしている。

 中嶋邦弘宮司は五穀豊穣にたいする感謝と、世界にはびこるコロナウイルスの一日も早い収束および二見の隆昌を願い、来年の秋祭り開催を祈願した。

 宮総代兼二見連合まちづくり協議会会長の小山泰茂さんはじめ、各団体の役職の方が、コロナが治まり「まち」が活発に動き出していくことを願って「玉串」を捧げた。その後、中嶋宮司より参列者に清めのお神酒がふるまわれ御神事が終わった。