12/14 今崎野で個別避難訓練を実施しました。

地震など災害が発生した時、一番気になるのが一人では避難できない要支援者の存在です。

今崎野地区では、8月17日、3名を対象に明石市や福祉専門職の方及び自治会長や民生委員会が加わり災害時の個別避難計画を策定し、12月14日、計画書に基づいて個別避難訓練を実施しました。

朝10時、南海トラフ地震が発生、震度6を観測、その後大きな余震が続き、家屋倒壊の恐れがあることから予め決めていたサポーターが対象者宅に電話、一緒に公民館に避難する。それぞれの対象者を中心に、サポーター2名とお助け隊のメンバーが付き添い公民館迄移動しましたが、対象者の内1名は、途中、通常通っていた道路沿いの塀が倒壊し通行出来ず遠回りをして公民館に急ぐも、足を挫き、サポーターが公民館まで車いすを取りに行き、車いすで公民館に到着。

最後に公民館にて全員で訓練を振り返って反省会を実施しました。

対象者やサポーターのみなさんは日頃より避難時の持ち出し品のリックを準備されているとのことで中身を見せて頂き、大変参考になりました。出来れば避難所の公民館に備蓄品を準備してほしいとの意見もありました。

又、下り坂での車いすの扱いについても大変勉強になるなど、今後も訓練を繰り返すことの必要性を感じたとの意見多数あり、何よりも地域の絆を深める訓練となりました。みなさん、お疲れさまでした。

なお、本日はNHKの取材も入り、放映は1月6日以降とのことです。