12月6日(水)のライトコースは、講師に森本眞一先生(明石溜池研究会)をお迎えし、明石を含め東播磨一円に広がる「ため池」にまつわる伝説について詳しく解説いただきました。昔話は、「むかしむかし、あるところに……」といった形式、伝説の方は、「安政3年、大口村の守屋善兵衛が……」といったように時代、場所、人物が特定されるような形式が多いようです。
前半は日本各地のため池の紹介やスリランカのため池(ポンド)やシーギリヤロックのお話など盛りだくさんの内容。後半は、明石市、稲美町、播磨町、加古川市のほかにも高砂や加東市などの池についても解説していただきました。
伝説は(1)人柱伝説(2)龍伝説(3)戦争遺跡(爆弾池)の3種類に分類されるとのこと。昔から人と水との関わりが非常に大切なものであり、尊いもの、神聖なもの、恐ろしいものなど様々な形で各地に伝説が残っているようです。
「近くにたくさんのため池がありますが、色々な理由で完成された池に親しみを感じました。地域のみなさんの努力で大切に保存されているんだなぁと思います」
「池の周りの散歩が楽しくなりました」