今日は元明石市の中学校校長先生をしておられた加賀喜久雄先生より「教育に携わって」と題した話で、先生の育った環境から学生時代の事、教育に携わってきた時代の事、そして退職後とこれからの生活の事を聴きました。
育った時代は物質的に貧困な時だったが日本中が貧困だったため貧乏とは感じなかったそうである。
小学校、中学校の成長に必要な物は、辛抱させること・・・ 家事を手伝わせること・・・だと言ってました。孫や子に甘い親の多い事・・・自分の子だけは、との思いから他人への思いやりが欠けてきている、自分の子の事しか見えていない・・・モンスターペアレンツはこうして生まれるのでしょうね。 人を思いやる心を持ちましょう。
あなたが理想とする学校とはどんな学校ですか?の問いに、ある中学生は、「学校とはそこにいる先生です。結果重視で無い学校がいいです。勉強にしても運動にしても頑張ってできない人にとってはよくないとつらいからです。完璧な人はいないのではないでしょうか。むしろ完璧であることは一つの欠点だと思うのです。みんなで頑張った思い出がたくさんほしいのです。人とつながっている実感の持てる学校が理想です」と答えています。 教育の原点は信頼関係ですね。
親子も信頼関係を大事に育てましょう、甘やかすだけ、叱るだけでは駄目です、思いやる心で接しましょう。
これからの人生は「ワクワク感」が大事です、しんどくても、辛くても、歩くこと・・・食べること・・・脳に刺激を与えること・・・が必要です。 これを怠ると体の弱るのが早まります。
意欲も何も無くすことは死が後ろから迫っているのに気付いていないのです、死が追いかけてきているのを自らが動き追いつかれないようにしないといけません。その為に近い目標、遠い目標を持ち自分の力で死から離れて行きましょう。
「死は前よりしも来たらず、かねて後ろに迫れり」
「まだ足りぬ踊り踊りてあの世まで」
人生これから・・・ 退職後に、やっと、ゆったりと自分の楽しみを味わうことができるようになりました・・・ 人生これから、これから!!