「見て!見て!」と言わんばかりに、一時にワーッと咲いたヒガンバナ。ふと気付けば一斉に枯れて存在を消してしまいました。松が丘小学校プール門前の群生地は今、祭の後のような静けさが訪れております。ところが、近寄ってみると、あら、なんだかきれい!花が終わった後に膨らんできた子房が線香花火みたいに見えませんか?
ヒガンバナは、これから秋の深まりとともに青々と葉を茂らせ、真冬に最盛期を迎えます。その葉は春になると枯れ、土中の球根が休眠状態に。そして9月下旬、彼岸の頃、また真っ赤な花を咲かせます。1年後を楽しみに待ちましょう!