5月24日、松が丘ふれあいガーデンの桑の木にたくさん実がついているのを見つけました。
中央の濃紫色が熟したもので、豊富なミネラル分に加えて亜鉛や赤色アントシアニンも含む注目の果実です。筆者は食べた経験がないのですが、甘くて美味しいそうで、果実酒やジャムにもなります。蚕の餌として知られる葉も、桑茶、天ぷら(若い葉)にして楽しむことができます。おまけに、硬質な幹は工芸品、弓、楽器にも使われて・・・万能ですね!桑の木というのは。
”桑の実”で思い出したのは、童謡『赤とんぼ』。龍野市出身の三木露風が作詞したあの名曲です。みなさんご一緒に・・・?夕焼け小焼けの赤とんぼ 負われてみたのはいつの日か 山の畑の桑の実を 小籠に摘んだはまぼろしか・・・♪
ふと見ると、桑の根元に「ニワゼキショウ(庭石菖)」が可憐に咲いていました。 昨年の今ごろ、桑の実を食べに来た鳥が種を運んできたのかもしれませんね。