松が丘小学校の正門を入ってすぐのところに、用務員さんが世話をしてくださっている花壇があり、生徒や来校者の目をひくのですが、その反対側の、西校舎の入口にある花壇にひっそりと咲いているのが、この写真の白い花なんです。
花の形から「ツバキ」か「サザンカ」のようなのですが、はっきりと名前が分かっていません。
1メートルほどの低木で今ちらほらと咲き始めています。(日陰になることが多いからかもしれません。)花は一重で、白色の花のみ咲いています。
ツバキとサザンカの違いを調べてみると、
①サザンカは秋~冬にかけて花を咲かせる。ツバキは初春に花を咲かせる。(ただ、「ハルサザンカ」といって春に咲くサザンカや、「寒椿」といって冬に咲くツバキもある。)
②サザンカは花びらがバラバラになって散る。ツバキは花ごと落ちる。
③サザンカの葉柄や若枝などには毛が生えているが、ツバキには毛が生えていない。
④サザンカの葉にはギザギザが目立つが、ツバキの葉はギザギザがない。
⑤太陽に透かすと葉脈が白いのがツバキで、黒いのがさざんかである。サザンカの方が葉が小ぶり。
⑥ツバキは細根性で、サザンカは粗根性。ただ、「ヤブツバキ」は粗根性」。
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さて、ナゾの植物の葉をよく観察してみると、葉柄や若枝には毛が生えておらずツルンとしており、ギザギザは無いように思っていましたがよく見ると葉の先の方に少しだけギザギザがありました。太陽に透かすと葉脈が黒っぽいです。
ただ、ツバキでもサザンカでも無い可能性があります。
コミセンによく来所される方から聞かれたのですが、わからなくて困っています…。
知ってらっしゃるかたがいましたら、教えてください<(_ _)>
松が丘小コミセン