←この花、なんていう花かご存知ですか? まるで白い蝶が舞っているような…。
「仙人草(センニンソウ)」というそうです。(松が丘3丁目のバス道沿いにて撮影。)
センニンソウ(仙人草、学名 Clematis terniflora)はキンポウゲ科センニンソウ属の多年草。
日本各地に分布し、日当りの良い山野に多く見られる。つる植物であり、長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生する。葉は五枚の小葉を持つ羽状複葉になるのが普通。小葉は卵状楕円形で草質、なめらかだがつやはない。葉の表面に白い模様を出すことがある。葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を固定する。
花は8~9月に咲く。茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の白い花をつける。4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はない。果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いた。なお、有毒なので、注意を要する。
そして、次の花も白い花です。暑い夏に咲く花の中で、やはり白は涼しげに目に映りますね~!
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←「タカサゴユリ」です。(松が丘緑地内にて撮影)
雑草を刈るとよく目立ちます。
タカサゴユリはテッポウユリにそっくりで、八月頃に咲き、空き地などで良くみかけます。テッポウユリは白く清楚の中にも、どこかユリの色っぽさがあるのに対して、タカサゴユリは花も葉ももっとすっきりして、より清楚なイメージです。
タカサゴユリは名前のとおり、台湾原産の帰化植物である(タカサゴ:琉球語のサカサングに由来する台湾の別称)。観賞用として大正時代に導入されたという。テッポウユリによく似た花を咲かせるので、除草されず、広がりつつある。荒地に生育し、花の外側が赤褐色を帯びている点などが特徴的である。テッポウユリとの自然雑種もあり、中間的な姿をしている個体もあって変異がある。
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