6月11日(日)令和5年度 第1回地域防災推進員研修会を開催しました。

 藤江校区まちづくり協議会では、今年度より自治会・町内会より地域防災推進員を選出いただき、災害に強いまちづくりを進めていくことになりました。

そこで、防災への取り組みを進めるにあたり、地域防災推進員の研修会を開催しました。

はじめに、藤江校区防災本部相談役の藤井章三氏より「身近な防災からはじめよう」という題で講演いただきました。

次に、3班に分かれて、推進員の自己紹介、防災について思うこと、今後の防災研修で知りたいことなどを話し合いました。

阪神・淡路大震災から20年経過しました。その直後から今日まで、変わらず語り継がれている教訓の一つが、「自助7割、共助2割、公助1割」という言葉です。

自助とは、いわゆる自助努力のことで、災害時に自分で何とかすること、あるいはそれを前提として備えておくことを指します。

共助とは地域コミュニティやボランティアなどによる助け合いのことを指しています。

公助とは行政など公的機関による支援を指しています。

震災が発生時発生してから自宅で生活していた人々がもっとも多く、およそ7割前後であったことが明らかになりました。逆に公的な避難所にいた人々は、わずか16%から3%と、およそ1割前後に過ぎなかったのです。

私たちの頭の中には、被災者=避難所の中にいる人々というイメージがつよく焼き付いていましたが、実際にはそれをはるかに上回る多くの人々が、自宅で被災生活を送っていました。

私たちも、いつ起こるかわからない災害に対し、普段から準備をしておきましょう。