市民講座「ぶらり歩こう会」(明石市でイチオシの砂浜)

10/19(木)の市民講座「ぶらり歩こう会」は「明石市でイチオシの砂浜」と題して、谷八木海岸での植物と貝殻の観察を行いました。

集合場所の山陽電車中八木駅から海岸に行く途中も、講師の竹上先生(兵庫植物同好会)から、ヒロハフウリンホオズキ、トウワタ、アキノノゲシなど様々な説明。福島先生(西日本ハチ研究会)からは、樟脳の匂いのするクスノキに卵を産み付け、落葉させてしまうクスベニヒラタカスミカメムシの説明。実際に葉の裏を見てみるとびっしりと黒い斑点が広がっていました。

谷八木海岸では、ハマヒルガオ、ハマボウフウ、ハマダイコン、コウボウムギ、ハマゴウなどの植物を観察。オレンジ色のクコの実を食べてみると、「あー、懐かしい。子どものころに食べたわー」という声も。

後半は、福島先生から谷八木海岸で採集した貝殻を手渡され、「この中の貝殻と同じものを見つけてみましょう」という課題が出され、参加者全員がしゃがんで子どものように貝殻を探しました。波音も心地よく、とっても楽しい講座になりました。

▲コウボウシバ、コウボウムギなどのツル性植物が繁茂しています。
▲ヒロハフウリンホウズキ
▲クスノキの下で説明
▲ハマゴウの群生
▲ルーペを使って観察
▲童心に戻って貝殻拾い
▲発見!コメツブウニです
▲シチヘンゲ(ランタナ)
▲ハマゴウ(絶滅危惧種)は地面を這って広がります。
▲クコ

市民講座「ぶらり歩こう会」(釜谷池の草花を楽しむ秋)募集中です。

11月18日(土)10:00~12:00

★雨天時は中央集会所で別メニューを実施します。

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