高齢者大学大久保北学級第16回講座は
NPO法人Casaメーコッコ理事長 松山 清先生による血のつながりを超えて~里子と心紡ぐスローライフ~です。
◎里親のこと
血つながりを超えてとは、家族でないものが家族になる 血のつながらない者どうしが親子になること。
里親の種類、養育里親(子供が自立できるようになるまで育てる)・専門里親(虐待を受けた子供を専門的な養育技術を持って育てる)・親族里親(三親等内の親族が育てる・孫の面倒を見ているという人は養育費として5万円程度貰えるので相談してみて下さい)・養子縁組里親(養子縁組によって養親となる)
里親の大切さ、家族の一員であることが実感できた場合大きな力が湧いてくる。社会に出てからも相談する人がいる。
◎私の里親人生28年(松山清)
里親をやる動機とどんな子が我が家から巣立っていったか、私の後を継いでくれる子が育ったのがうれしい。
体験談、いかにして信頼関係を築くか、養育の工夫でトラウマも癒す。一番は一緒に遊ぶこと。かくれんぼ、鬼ごっこ、歌と踊り、将棋(歩まわり・はさみ将棋・山崩し等小さい時に遊んだことのあるもの)、風呂(語り歌い裸の付き合い)等々、辛抱強く自分でさせて達成感を与える、手伝いをさせる、出来たらほめるお礼を言う、そして少し難しいことを手伝わせ進歩させること。
私が、孫と遊んでいるとき、ついつい言ってしまう、危ない、やめとき、おそいな~、じいちゃんがしたろ、すべて孫のためになっていなかったんですね!反省です。
松山清先生の書かれた、あいり出版から出されている「里親ってなんだろう」~地域における子育て支援を考える~の絵本を頂きました、じっくり読ませていただきます。